2019年2月11日月曜日

第2回 屈折異常『遠視』について

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遠視

2.遠視と調節
 遠視があると、近いところを見るときはもちろん、遠いところを見るときでも常に調節しないとはっきり見ることができない。調節力のある年齢で、軽度の遠視の人は、視力検査では調節をすることによって裸眼視力は良好である。学校の健康診断で、遠視を発見することが困難なのはこのためである。
 
 


調節によって良好な視力が得られる遠視の部分を潜伏遠視、調節してしてもなお、凸レンズで矯正される遠視の部分を顕性遠視、潜伏遠視と顕性遠視とを合わせて全遠視という。全遠視は調節麻酔薬の点眼によって得られる。

 なお小児は調節力は強いが調節技術が未熟なため、わずかの遠視でも慢性となることもある。
 調節によって良好な視力が得られる遠視を随意遠視、調節しただけでは良好な視力が得られない遠視を絶対遠視をという。

引用『折異常と眼鏡』
『眼鏡学ハンドブック』



第3回は『遠視の症状』についてです。




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