2019年3月30日土曜日

2019年『桜』

今年も桜の季節がやってきました。




高木眼科・三愛メガネ前、撮影


少しづつですが開花しています。

2019年3月26日火曜日

【星まつり四国2018】

2018年11月17日・18日に大洲市で開催された【星まつり四国2018】の内容が記載されています。


【星まつり四国】集合写真




ASTROPIA No.62より引用

2019年3月19日火曜日

第7回『弱視の種類』について

お問い合わせは 0898-24-1122
眼鏡士がいる店 三愛メガネ・コンタクト




弱視の種類

 弱視という言葉はよく使用されるが、これに2つの意味がある。『医学弱視』と『教育弱視』がそれぞれある。

 『医学弱視』:医学弱視は小児の視力の発達していく途中の段階で、視力の発達がおさえられた視力障害である。眼科で弱視と言えばこの医学弱視のことをいい、弱視治療弱視訓練というときはこの意味で、訓練によって視力がよくなる可能性のある弱視である。医学弱視の原因となるものとして、先天白内障、先天眼瞼下垂のように生まれたときから眼がはっきり見えない状態におかれたときがあげられ、これを廃用性弱視(形態覚遮断弱視)という。
 斜視があるときに、片眼が弱視となることがあり、これを斜視弱視という。強い屈折異常、とくに遠視があるときも弱視となる。不同視があって屈折異常の強い方の眼が弱視のとき不同視弱視といい、両眼とも弱視の時は屈折異常弱視という。医学弱視の治療は、斜視弱視では弱視の視能矯正訓練と斜視手術、不同視弱視や屈折異常弱視では眼鏡、廃用性弱視では原疾患の早期治療による予防である。

 『教育弱視』:盲、つまり全然見えないわけではないが、普通の人と比べ、かなり視力が不良であるもので、教育的見地からは両眼の矯正視力があるもので0.04以上0.3未満とされている。なおこの分類では0.02未満0.02以上0.04未満準盲という。
 弱視眼鏡(弱視レンズ)、弱視教育、弱視学級というときは。この意味で用いられる。教育的弱視は眼の疾患の為に視力が不良なわけであるから、訓練によって視力がよくなることはない。したがって治療の方法はないが、矯正眼鏡、色めがね、弱視眼鏡などが補装具として用いられ、教育面での配慮がなされる。


引用『折異常と眼鏡』より

第8回は『斜視』についてです。

2019年3月11日月曜日

第6回『弱視』について

お問い合わせは 0898-24-1122
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『弱視』

小児の視力の発達

 眼球は出生時には大きさとしては小さいが、構造のうえではほとんど出来上がっている。ところが機能のうえからは未完成であり、新生児の眼はあまりよく見えていない。身体が発育していくのにしたがって、視力はしだいに発達していく。新生児や乳児では普通の自覚的な視力検査はできないが、黒白の縞模様をみせ、それに反応するかどうかをみる方法で洲力を推定することができる。この方法によれば、生後5日目には0.03程度の視力が得られると言われている。その後、しだいに視力はよくなり、3歳になれば自覚的な視力の測定が可能となり、うまく検査をすれば1.0の視力を得られるものが多くなり、6歳になれば機能のうえからも大体眼は完成する。しかし小児によって視力の発達は異なるから、たとえば4歳で1.0が見えないから、すぐ異常であるというわけではない。
 小児の視力の発達には、常に物を見ているという視覚の訓練が必要で、もし発達していく途中で、眼がものを正しく見ることができない状態におかれると、視力の発達は停止してしまう。これが『弱視』の原因である。

引用『折異常と眼鏡』より

第7回は『弱視の種類』についてです。

2019年3月4日月曜日

第5回『屈折以上の合併症』について

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屈折異常の合併症

 屈折異常弱視を伴うことがある。両眼弱視片眼弱視とがあり、前者は屈折異常弱視、後者は不同視弱視という。両眼弱視は、主に遠視や乱視のときに起こり、それぞれ遠視性弱視、経線弱視などと言われている。また、屈折異常には眼位以上を伴うことがある。とくに、比較的強い遠視には調節性内斜視をしばしば見る。
 強度近視特に病的近視では、裂孔原性網膜剥離緑内障脈絡膜出血白内障および硝子体混濁を合併することが多い。
 強度近視網膜剥離を起こす頻度は、近視の度数が強くなるほど、あるいは高齢になるほど増える傾向にある。緑内障の頻度は屈折度と平行しては増えないが、40歳を過ぎると増加する傾向ある。脈絡膜出血は、あとかたなく吸収される単純型と、血管新生を伴う血管新生型とがある。重篤な視力低下で発症する黄斑部におこる脈絡膜出血は、出血吸収後、黄斑部に黒青色の色素班がみられ、フックス班と呼ばれ、この部に脈絡膜からの新生血管をみる。


引用『折異常と眼鏡』より