2019年6月24日月曜日

第20回 『緑内障』について

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緑内障

 緑内障は中途失明原因の1位です。40歳を過ぎると20人に1人が緑内障になるという統計があります。以前は、眼圧が高いと緑内障と診断されましたが、眼圧が高くない正常眼圧緑内障が日本人には多いのです。
 初期には自覚症状がないので、人間ドックで指摘されたら眼科医を受診しましょう。進行すると、視界の中までみえないところがでてきます(図1)。

 緑内障は治療しても元の状態に戻すことは出来ません。そこで、現状維持が最高の治療になりますので、早期治療が大事です。


引用『加齢による目の病気』より



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2019年6月17日月曜日

第19回 『眼圧の異常』について

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眼圧

【眼圧の異常】
 隅角から房水の流出が障害されると、眼球内に房水がたまり、眼圧が高くなってくる。眼圧のために、視機能に異常をきたす疾患が緑内障である。緑内障は眼圧を一定以下にしておかないと、進行して視力は低下し、視野は狭くなり失明してしまう。緑内障の治療としては縮瞳薬眼圧下降薬などの薬物療法あるいは手術が行われる。



引用『折異常と眼鏡』より



2019年6月10日月曜日

第18回 『瞳孔の異常』について

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瞳孔

瞳孔の異常
 瞳孔括約筋が麻痺すると瞳孔は大きくなり、これを散瞳どいい、瞳孔散大筋が麻痺すると瞳孔が小さくなり、これを縮瞳という。これらの瞳孔の異常は、脳、神経や内眼筋の疾患で起こる。また眼自身の疾患でも、瞳孔の大きさや形が異常となる。

 瞳孔の大きさを変える点眼薬があり、瞳孔を大きくする点眼薬を散瞳薬、小さくする点眼薬を縮瞳薬という。散瞳薬としてはアトロピン、縮瞳薬としてはピロカルピンが代表的である。小児の眼の屈折検査では調節麻酔薬を用いるが、これは同時に散瞳薬ともなる。散瞳薬がきいてるときはまぶしく、調節麻痺のため、近いところが見えない。縮瞳薬は緑内障の治療に用いられる。


引用『折異常と眼鏡』より


第19回は『眼圧』についてです。



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2019年6月3日月曜日

第17回 『瞳孔』について

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瞳孔

【瞳孔の機能】
 瞳孔は、瞳孔括約筋瞳孔散大筋の働きによって大きさが変わり、眼球内にはいってくる光線の量を加減している。

 瞳孔括約筋は瞳孔を小さくし、瞳孔散大筋は瞳孔を大きくする。暗いところでは瞳孔は大きくなり、明るいところでは瞳孔は小さくなる。眼に光をあてると、瞳孔が小さくなることを瞳孔の対光反応という。近いところを見るときには、調節・輻湊とともに瞳孔が小さくなり、これを瞳孔の近見反応という。

 瞳孔の大きさは焦点深度と関係し、瞳孔が小さくなると焦点深度が深くなり、屈折異常の矯正をしなくても裸眼視力がよくなる。そのため近視では、あかるいところでは瞳孔が小さくなるため視力がよいが、暗いところでは瞳孔が大きくなるため見にくくなる。近視の人が眼を細めると裸眼視力がよくなるのもこの現象である


引用『折異常と眼鏡』より