2019年4月29日月曜日

第12回 『視力の種類②』について

お問合せは 0898-24-1122

眼鏡士がいる店 三愛メガネ・コンタクト




視力の種類

裸眼視力矯正視力
 屈折異常を矯正しないで測定した視力のことを裸眼視力、屈折異常を矯正した視力のことを矯正視力という。単に視力と言えば、矯正視力を意味する。したがって、視力が悪いというのは矯正視力が不良であることになる。


 【片眼視力両眼視力
 普通視力というと、一方の眼をかくして片眼ずつ測定した視力のことである。これに対して、両眼を開いたまま測定した視力のことを、両眼視力あるいは両眼開放視力という。
 一般に両眼視力の方が片眼視力よりよい。とくに、片眼視力に比べ両眼視力が著しくよい場合として、片眼をかくすと眼振が起こってきて視力が低下し、ときには0.1にまで下がってしまうこともある。


引用『折異常と眼鏡』より

第13回は『視力の異常』についてです。




*****************************************************************

私たち【眼鏡士】はお客様と対面お話ししながら眼鏡の調整を行います。一人一人違うお顔に眼鏡を合わせるのは技術が必要です。そのため私たち【眼鏡士】は技術を習得し1年に1度講習を受け、技術に磨きをかけております。その為、眼鏡の調整には少々お時間を頂く場合もありますのでご了承くださいませ。

*****************************************************************



#三愛メガネ
#三愛コンタクト
#屈折と眼鏡
#視力の種類

2019年4月22日月曜日

第11回 『視力の種類①』について

お問合せは 0898-24-1122
眼鏡士がいる店 三愛メガネ・コンタクト




視力の種類

【遠見視力と近見視力】
 遠距離で測る視力を遠見視力といい、近距離ではかる視力を近見視力という。普通の視力検査は検査距離5mで、遠見視力を測定していることになる。近見視力は通常30㎝で測定する。小児では一般に遠見視力に比べ近見視力の方がよい。

 近見視力を表すのに、遠見視力と同じように、少数視力と分数視力のほか、ジェーガーおよびポイントがある。少数視力は遠見視力とまったく同じでよいが、検査距離は14インチまで30㎝で行う。

 このほか、70㎝から1mの距離で測定する中間視力もあり、これは交通関係の職場では重視されている。


引用『折異常と眼鏡』より

2019年4月15日月曜日

第10回 『視力』について

お問合せは 0898-24-1122
眼鏡士がいる店 三愛メガネ・コンタクト





視力

【視力の定義】
 視力とは物体の形や存在を認識する眼の能力である。視力は網膜中心窩の機能を示している。中心窩で見た視力のことを中心視力、中心窩以外で見た視力のことを中心外視力という。中心外視力は中心視力に比べると非常に不良であり、視線が2°ずれれば0.4、5°ずれれば0.1にさがる。

【視力の単位】
 視力は2点を2点として見分けることのできる最小視角で表す。正常の最小視は1‘である。眼と物体の距離が近ければ小さいものでも見えるが、遠ければ大きいものでないと見えない。


引用『折異常と眼鏡』より


第11回は『視力の種類』についてです。



#三愛メガネ
#三愛コンタクト
#視力

2019年4月8日月曜日

第9回『遠視と社会生活』について

お問い合わせは 0898-24-1122
眼鏡士がいる店 三愛メガネ・コンタクト
 




遠視と社会生活

 遠視は近いところを見るときはもちろん、遠いところを見るときにも常に調節を必要とし、そのため視力障害眼精疲労を起こし、内斜視の原因となり、小児では視力の発達が停止して弱視になったりする。このように、遠視は社会生活上問題大きい。とくに近いところを見ることの多い近代文明社会では、遠視の人はかなりのハンデキャップを背負っていることになる。とくに就職にあたっては、裸眼遠健視力を規準にすることが多いが、これが良好な者のなかには遠視もかなり含まれているはずである。そのため採用後、一般事務や精密作業では眼精疲労を訴え、仕事の能率が悪くなる。

 学校でも遠視は問題となり、小児は眼精疲労が、【根気がない】、【あきっぽい】、【本を読みたがらない】といった症状で現れ、学習能力は下がる。遠視は裸眼遠見視力検査は良好で、学校健康診断では容易に発見することができないから、文部省統計でも著しく少ないとされ、学校ではそれほど問題にはされてないが、実は近視より大きな問題点をもっている。

 遠視の場合には、年齢・程度によって眼鏡装用の規準はことなる。遠視があっても、年少児で軽い遠視は生理的と考えられるから、視力がよく症状がなければ放置してもよい。しかし裸眼遠見視力がよくても、+2D以上、裸眼視力1.0未満で症状があれば、眼鏡装用は必要である。


引用『折異常と眼鏡』より

第10回は『視力』についてです。

2019年4月1日月曜日

第8回『斜視』について

お問い合わせは 0898-24-1122
眼鏡士がいる店 三愛メガネ・コンタクト




斜視

 斜視は眼位の異常であるが、同時に両眼視の以上でもある。乳幼児期斜視があると、片眼が使用されていないため弱視になりやすい。このように斜視は、①眼位の以上、②両眼視の異常および、③視力の異常を伴うため、斜視症候群とも言われる。斜視は内斜視、外斜視および上下斜視がある。

 『斜視』の原因のうち眼鏡に関係あるものとして、調節の異常による調節性内斜視がある。調節性内斜視は、通常遠視が遠因で起こる。一般にものを見るときには、調節と輻湊とが同じ量だけ起こるが、遠視では、その度に相当するだけの調節を余分にしなければならない。そのため、ある程度以上の強い遠視があると、余分の調整に伴って余分の輻湊も起こってくるので内斜視になる。調節性内斜視のうち、眼鏡装用によって斜視が完全に治癒するものを純粋調節性内斜視といい、斜視が軽快するが、完全に治癒しないものを部分調節性内斜視という。部分調節性内斜視は遠視に両眼視機能の異常が加わったもので、眼鏡装用とともに手術が必要になる。


 調節輻湊とは相伴うものではあるが、多少の過不足はあるものである。その過不足を示すものとしてAC/A比がある。ACは調節性輻湊、Aは調節のことで、AC/A比が大きいと、遠いところを見るときに斜視はないが、近いところを見るときに内斜視になる。これを非屈折性調節性内斜視といい、治療とし二重焦点眼鏡を装用させる。これに対して、遠視が原因の調節性内斜視を屈折性調節性内斜視という。調節性内斜視の大部分は屈折性調節性内斜視で、非屈折性調節性内斜視は稀である。


 調節性内斜視以外の斜視は手術を行う。両眼視機能を回復させるために、斜視の視能矯正訓練を行うこともある。小児に時期に斜視があると複視や混乱視が起こるため、両眼視の正常な発達が障害されるので、治療は早期になされなければならない。


引用『折異常と眼鏡』より


第9回は『遠視と社会生活』についてです。



#三愛メガネ
#三愛コンタクト
#斜視