2019年6月10日月曜日

第18回 『瞳孔の異常』について

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瞳孔

瞳孔の異常
 瞳孔括約筋が麻痺すると瞳孔は大きくなり、これを散瞳どいい、瞳孔散大筋が麻痺すると瞳孔が小さくなり、これを縮瞳という。これらの瞳孔の異常は、脳、神経や内眼筋の疾患で起こる。また眼自身の疾患でも、瞳孔の大きさや形が異常となる。

 瞳孔の大きさを変える点眼薬があり、瞳孔を大きくする点眼薬を散瞳薬、小さくする点眼薬を縮瞳薬という。散瞳薬としてはアトロピン、縮瞳薬としてはピロカルピンが代表的である。小児の眼の屈折検査では調節麻酔薬を用いるが、これは同時に散瞳薬ともなる。散瞳薬がきいてるときはまぶしく、調節麻痺のため、近いところが見えない。縮瞳薬は緑内障の治療に用いられる。


引用『折異常と眼鏡』より


第19回は『眼圧』についてです。



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